家を建てるということは、自分の考えた通りにはいかない

 

私は、約3年前にマイホームを建てました。マイホームを建てたいと考えてから、モデルハウスを見に行ったりするなかで、自分の考えた通りにはいかないということがよくわかりました。

 

 それは、いくつかハウスメーカーの営業の人から詳しく話を聞いていくうちに、自分の考えているような家を建てることは費用が掛かる、自分の描いていたデザインが営業の人に伝えることが難しいなどとこころが折れそうになることの連続でした。

 

 話を聞いていくなかでは、とても感触が良かったけれど値段が折り合いがつかなかったときに、大幅な値下げを提示されることもあり、「そんなに値下げできるなんて怪しくない?ホントに大丈夫?」と感じることもありました。

 

 もちろん、そのハウスメーカーには丁寧にお断りの連絡をさせていただきました。その他にも、某大手のハウスメーカーにも話を聞きましたが、住宅構造は頑丈そうで安心して住めそうでしたが、価格が予想以上で断念しました。

 

 結局、地元の老舗ハウスメーカー2社に絞ってお話を聞きました。どちらにしようかと迷っていると、それぞれの営業さんがお互いにたくさんのアイデアを提案してくれて親身に相談に乗ってくれて、どちらの営業さんも良い仕事をしてくれたと思います。

 

 最終的には、企画住宅をセミオーダーのような提案をしていただいた営業さんのハウスメーカーに決めました。私が、「オール電化住宅は考えていない」、「4LDKの家がよい」などの条件を出して、それをベースに企画住宅のセミオーダー化をしていただきました。

 

どうやら、営業さんは社長のところまで行き、企画住宅のセミオーダー住宅を受注してもよいかを確認しに行ってくれたようです。契約した時期が10月の初めだったこともあり、契約から完成まではおよそ半年の期間がかかりましたが3月1日には入居することができました。完成間近の時期は、相当がんばって夜遅くまで工事をしてくれたようです。引き渡しの時には、完成までの様子をまとめた特性DVDをいただき、とても感動しました。

 

(新築キッチンにおける失敗の共通点)

1階完結型は想像よりお金がかかり、結果的に総二階になったお話

60坪の土地に、33坪の家を建てました。当初、土地も30坪程度でと考えていたので、倍の広さに欲が出て、一階にすべての水回りと夫婦の寝室と収納、2階には子供部屋だけという、老後2階に登らなくてもよい間取りにできないかと検討し始めました。土地の広さ的には十分可能でしたが、盲点が発覚しました。それが地盤改良です。

 

購入した土地は、40年ほど前に分譲された古い住宅地だったのですが、地盤調査は購入後にしかできないこともあり、間取りの検討を進めながら調査結果を待っていました。すると、出てきた結果は地盤改良に杭打ちが必要ということで、当初80万ほどの想定見積もりから大幅にアップしました。

 

施主である私たちもうっかりしていたのですが、当初ハウスメーカーの担当さんからもらっていた予算表は、土地30坪、建物30坪を想定したものだったのです。そのため土地が広がり1階の面積が広がったことで、基礎分が大きくなれば当然改良のため必要な杭の本数も増え、結果的には倍以上の金額に跳ね上がったのです。

 

建物の予算も当然1階部分が増えたことで200万ほどアップしていましたが、200万アップなら頑張ろうかと話していたところに登場した地盤改良費の100万以上アップでさすがに予算オーバー。ハウスメーカー側からは、1階の減坪で100万減と提案されましたが、それでも外構費などで少しずつ積み重なった金額があり、また1階面積を減らすとせっかくのLDKもどんどん狭くなってしまい、土地が広いのに住まいは狭いという矛盾した状況になってしまいました。

 

家を建てる
注文?建売?予算は?【2017年版】

 

もともとコンパクトな家を目指していたものの、それは寝室などを狭くしてLDKをゆったり作りたいという希望があったため、考え方を根本から変えていきました。まず1階完結型という夢は我が家にとっては現実的ではないことがわかったので、効率的な2階建てに変更しました。特に凹凸の少ない総二階が最もコストパフォーマンスが良いことも、二つの間取りを比べることで理解できましたので、間取りが自分たちにしっくりきて、外観的にもこれだ! と思えたスッキリシンプルな四角い家になりました。

 

住んでみて感じたことは2階建ては家の距離が近くなるので、実は暮らしやすいということです。玄関だけもう少し広くしておけばよかったと思うことがしばしありますが、細かい点はともかく26畳のLDK+ワークスペースが実現できたので、メリハリのある我が家にすることができそれなりに満足しています。